右旋回左旋回ヨーソロー
ちょっと日が過ぎてしまいましたが、先日の三連休はいかがでした?
夏休み初っ端の連休なので、小さな子供のいるご家庭は家族サービスでしょうかね。
雨予報だったけど意外にも晴れ日で、嬉しい誤算の方が多かったのでは?
うちは連休は関係無く、いつもと同じ週末。
ただ、雨予報の日曜日を外して、休日を月曜日に振り替えて軽く走ってきました。
晴れ予報だったはずなのに、午前中は生憎の曇天でしたが、かえって涼しくて気持ち良かったです。
しかもこの日は、前週に購入したアクションカメラの実戦初投入。
アタッチメントでヘルメットに装着して動画撮影です。
フルHDなので画像は綺麗で、画像のブレも殆んど感じられません。
暗所に入ると露出補正により少し画質が落ちますが、許容範囲なので
なかなかいい物を手に入れました。
前置きが長くなりましたが、それでは前エントリーで出題した問題の解答を・・・。
近年ではよくあるある的な状況判断なので、正解がお分かりのn方が多いと思います。
残念ながら、コメントで頂いた保険金を狙った減速でもなければ、
倒木や猿や蛇を避けた減速でもないし、
チャリのイケメン具合を確認するための減速でもありませんでした(笑
皆さん、本当に分かってますよね?(爆
はい、お気付きの通り、こういうことです。
このミラーで確認できる車が、先の見えないブラインドコーナーで驚くべき行動に出ます。
ブラインドコーナーでロードバイクに追い越しを掛けるという呆れた行為。
こちらから確認できるのだから、向こうからもこちらが見えるはずなんですがね。
しかも、視認性をよくする為にヘッドライトも点灯しているわけですから。
要するに、このドライバーはカーブミラーを見てないんです。 仮にミラーを見た上で
こちらを確認出来なかったとしても、先の見えないコーナーで真ん中を走るのはご法度です。
お互いが動いているわけですから、数秒後にはミラーで見た状況とは違うかもしれないのです。
相対速度というものを考慮して運転しないとなりません。
最近はこういう無知な人、本当に多いんです。
まるでこの道は一方通行か?と疑うような走行ラインです。
もう少し先で鉢合わせしていたら、接触してますよね(ーー;
こういう道を走るなら、それなりの認識を持って走ってもらいたいもんです。
因みにこの車、都心に近い地域のナンバーでした。
さて、それでは口直しに撮影した動画を…と、載せたいところですが、
フルHDの動画はデータが重いので、うちのオンボロPCでは編集がとても億劫です(^^;
なもんで、当面の間は動画は載せない方向で参ります。 まことにすんません。
まぁ、動画撮影の目的が、嫁が自身の走りを確認することなので、
他人が見たところで面白くない動画ですしね(笑
代わりに、動画から切り抜いた画像を この様な狭い舗装林道を走る上での注意点と共に
載せておきます。 尚、初歩的な注意点なので、大して興味のない人や
普段から走り慣れている人は、長話になるのでスルーして頂けると幸いです(笑
それでは、先ずは右コーナー。
人間の身体的特徴から右回りは不得手な方が多いようです。
一説には心臓が左にあるからだとか、はたまた、その人間特性に準じて陸上競技のトラックは
左回りなんだとか…それに関連した諸説は色々あるようですね。
バイクの場合、右旋回が不得手な人は進入時に"溜め"が出来ず、
インに切れ込んでしまう人が多いですが、かく言う自分もその傾向があります(^^;
これは非常に危険なので、必ず溜めを作り、対向車のスペースを確保することが大事です。
悔しいことに、そこんところ嫁は上手いんです(笑
画像はカーブミラーで対向車が無いことを確認した後のアプローチ段階。
センターラインが無いので、このままの走行ラインをキープして駆け抜けていきます。
たとえセンターラインがあっても、ラインギリギリまで寄るのは極力避けた方が無難ですね。
次は左コーナー。
最初に言っておきましょう。嫁は左旋回が下手くそです(笑
左コーナーで大事なのは、アウト側(対向車線)に孕まないようにすることです。
そんなわけで、出口で孕まぬように進入は中間からセンターライン寄りでアプローチします。
旋回イメージはクリッピングポイント(インに一番寄る場所)を気持ち奥に取った
立ち上がり重視のラインです。そうすればコーナー出口で孕むことを抑えることが出来ますから。
画像は減速からアプローチの段階だと思います。
苦手意識からか、ハンドルにしがみついてる感がタップリですね(笑
まぁ、本当にしがみついてるわけでなく、ハンドルの高さがそう見える理由なんですが、
左旋回はちょっと力みすぎって気がします。
あと、もう少し上体をイン側に入れられるとイイんですけどね~
そして左のヘアピンコーナーは左側通行の道路事情から、タイトなコーナーが多いです。
基本的にタイトなヘアピンは、素早く向きを変え小回りをして直線的に立ち上がる方が
アウト側に孕まなくていいですね。
画像はヘアピンでも細かく二つのコーナーが続いているスプーンのような複合コーナー。
二個目のRの方がキツイ複合コーナーでは、クリッピングは二個目に取る事が一般的です。
これも複合コーナーで二個目のコーナーのクリッピングポイントを抜けるところ。
出来ればもう少し早めに向きを変えて、クリッピングポイントを奥に取ってもらいたいところです。
この時点で嫁はまだ向きを変え切ってないので、この状態でアクセルを大きく開けると
立ち上がりで外に孕んでしまうんです。 なので、まだ加速体勢に入れないんです。
因みに、オレの目指しているクリッピングポイントは、嫁より一本先のガードレールの支柱。
バイクも一台分外側から既に向きを変えていて、この時点ではアクセルを開け始め
こちらは加速体勢に入っています。
これがレースなら、クロスラインで並んで次のコーナーで頂きです(笑
最後にS字コーナー。
このS字は左が先なので、クリップは奥目に取り、溜めを作って次の右に備えます。
ここは嫁もイイ感じで進入してるようです(笑)
赤い線が走行ラインで、赤丸部分は溜めによって作るマージンです。
この部分を開けておけば、万が一対向車が孕んできても、安全性が一気に上がります。
そして、この右はブラインドになっているのでクリップに付かず、センターラインからある程度の
余裕を持って立ち上がるのがベストでしょう。
こういう狭い山道では速く走るためだけというより、予期せぬ出来事にも対応が出来るように
余裕を持った無理の無いライン取りや走り方が大事になります。
結果、その余裕が速さにも繋がるんですよね。
長々とお付き合いありがとうございました
おしまい♪
あなたにおススメの記事
関連記事